EMCに関する注意事項

機器の電磁両立性要件がより高い場合は、電源に適切な周辺回路を装備する必要があります。詳細については、SUPLET のテクニカル エンジニアにお問い合わせください。

 PCB ボードに配線する場合、入力および出力の銅線はできるだけ太く短くし、線間隔が広すぎないようにしてください。配線を引き出す必要がある場合は、入力側配線と出力側配線を別々にねじり合わせることを検討し、入力側配線と出力側配線の距離をできるだけ離してください。電磁両立性要件が高い場合は、シールド線の使用を検討してください。

高周波フィルタ コンデンサの両端のワイヤは、コンデンサの ESR\ESL を低減し、高周波フィルタ効果を確保するために、できるだけ短くする必要があります。

入力フィルタは機器の入力電源コネクタにできるだけ近い位置に配置し、フィルタとコネクタ間の接続線の長さはできるだけ短くする必要があります。フィルタの入力側と出力側の配線はできる限り離し、平行に配線したり交差させたりしないでください。条件が許せば、フィルターシールドキャビンの設置も検討できます。

 フィルタのFGシェル端子、電源モジュールのFGシェル端子、およびYコンデンサの接地端子は、筐体にできるだけ近づけて接続し、接地インピーダンスはできるだけ低くする必要があります。

回路内にアナログ回路とデジタル回路の両方が存在する場合、アナログ回路とデジタル回路に別々に電源を供給し、2 種類の回路の接地ネットワークを別々に配置して 1 点で接地することができます。